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    決算 2020/7/7 15:38
    (8905) イオンモール 3-5月の経常利益は91.8%減 21年3月期は60.8%減を計画
    イオンモールの2021年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益は91.8%減の10億円となった。新型コロナウイルスの影響でモールの時短営業や臨時休業、専門店企業に対して賃料減免などを実施した。

    セグメント別では、日本の利益は78.8%減の27億円。緊急事態宣言発令で、4月8日から7都府県で臨時休業、4月18日から165施設全てを臨時休業した。5月13日から順次再開し、5月28日に全施設の営業を再開した。

    中国の利益は▲10億円(前期は15億円)。1月24日から武漢市の3モールを臨時休業、2月中旬から全21モール中、最大11モールを臨時休業した。2月22日から3月にかけて段階的に再開し、4月1日に全モールの営業を再開。回復基調で推移しているとしている。

    アセアンの利益は8.3%増の7.6億円。ベトナムでは3月から4モールを臨時休業し、4月24日に再開。厳格なウイルス封じ込め対策から客足の戻りが早く、5月は前期並みに回復している。インドネシアでは3月31日から2モールを臨時休業したが、6月15日に再開している。

    通期業績予想を発表し、経常利益は60.8%減の220億円を計画する。新型コロナウイルスの影響は2021年2月期末まで縮小しながらも継続すると想定する。また、第2波による再度の緊急事態宣言等の大規模な社会的制限は業績予想に反映していない。

    イオンモールの株価は5円安の1422円で推移している。

株式情報更新 (4月18日)


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