ジーンテクノサイエンスは、2019円12月2日、癸巳化成とアフリベルセプトバイオシミラーの事業化を目的に共同開発契約を締結したと発表した。アフリベルセプトは国内で加齢黄斑変性治療薬として販売しており、市場規模は約600億円。アフリベルセプトバイオシミラーは、扶桑薬品と共同で構築した高産生の細胞株で、製造コスト低減による競争優位性があるとしている。

ジーンテクノサイエンスと癸巳化成はバイオシミラーの高産生株を用いて原薬の製造プロセスを確立。事業化を通して新たな収益源を確保し、財務基盤を整え、眼疾患領域などにおける医薬品市場のシェア獲得を目指す。

ジーンテクノサイエンスの株価は35円高の995円で推移している。