9月中間期売上を3150億円から3014億円、営業利益を55億円から15億円、最終損益を35億円の黒字から8億円の赤字へ下方修正した。主力の自動車用オイルシールが北米や中国の新車販売減の煽りを受け、産業機械向けも減少する。3月通期売上は6700億円から6250億円、営業利益は310億円から205億円、純利益は220億円から135億円へ下方修正した。オイルシールの販売不振の他にスマホ向け電子部品の売上減少を見込んでいる。前期は電子部品子会社の減損損失を計上しており、Ｖ字型回復を見込んでいたが、シナリオが崩れた。前期に続く3割の下方修正で、戻り歩調の株価に冷水を浴びせそうだ。