ジーンテクノサイエンスは6月30日を基準日に1株から2株に株式分割を実施。基準日に向けて分割人気も想定される。

■ジーンテクノサイエンスの新薬開発に向けた動き
【3者連携で新しい治療薬を生み出すことを目指す】
ナノキャリア・ノーリツ鋼機・ジーンテクノサイエンスの3者でバイオ事業の創出を目的に業務提携。ナノキャリアのナノ医薬、ジーンテクノサイエンスのバイオ医薬、ノーリツ鋼機の子会社である日本再生医療の再生医療における研究開発の技術や知見を集約。新しい治療薬を生み出すことを目指す。


【新規抗体医薬品の候補抗体で特許出願】
ジーンテクノサイエンスは、新規メカニズムに基づく新生血管形成を阻害する画期的な新規抗体医薬品の候補抗体を創出し、特許出願した。対象市場であるVEGF阻害剤の全世界の市場規模は眼科治療用域で9500億円、がん領域で7000億円程度としている。

今後は抗体に関する各種薬効試験など研究開発を進め、製薬企業への早期ライセンスアウトを目指す。