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    スペースXAI新興Cursor買収】9.6兆円の全株式交換、史上最大IPOから4日
    スペースXは16日、プログラミング用の人工知能(AI)サービスを開発する米新興カーソル(Cursor)を600億ドル(約9兆6000億円)で買収すると発表した。スペースXが12日にナスダック市場へ上場してからわずか4日後の大型買収となり、AI開発を宇宙事業と並ぶ中核に据える姿勢が鮮明になった。

    買収は現金を介さない全額株式交換方式で実施する。スペースXは完全子会社を通じてカーソルの持株会社アニスフィアを吸収合併し、取引完了後にカーソルを完全子会社とする。交換比率は600億ドルの企業価値評価とスペースX株の直近の出来高加重平均価格を基に算定し、2026年7〜9月期の完了を見込む。

    スペースXは上場前の4月にカーソルとの提携を発表し、年内に600億ドルで買収するか、共同開発の対価として100億ドルを支払うかを選択できる権利を確保していた。今回はこの買収オプションを行使した形だ。

    12日のナスダック上場は初日終値の時価総額が2兆ドル規模に達し、史上最大の新規株式公開(IPO)となった。今回の買収は上場以降初の大型案件であり、潤沢な株式価値を対価として活用する戦略が早くも動き出した。

    カーソルは2022年にマサチューセッツ工科大学(MIT)出身の4人が創業した新興企業で、エンジニアが話し言葉で指示を伝えるとAIがソースコードを生成するサービスを強みとする。エラー修正を先読みし、プログラミング作業の多くをAIが担う仕組みで、年換算売上高は急拡大している。市場では、スペースXが培ったAI技術とカーソルの開発力を結びつけ、オープンAIやアンスロピックがしのぎを削る生成AI市場で攻勢をかけるとの見方が広がっている。

株式情報更新 (6月16日)


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