注目銘柄

(4902) コニカミノルタ トヨタと宇宙用ダスト除去装置を共同開発 地上応用も視野
(4902)コニカミノルタは、(7203)トヨタ自動車とダスト除去技術に関する共同開発契約を締結した。今回の契約により、トヨタとJAXAが共同で研究開発を進める有人与圧ローバー「ルナクルーザー」向けに、宇宙用ダスト除去装置の開発を推進する。さらに、開発した技術やノウハウの地上製品への応用や事業化も検討する方針だ。
コニカミノルタは複合機で培った静電気を帯びたトナー除去技術を有しており、この技術が月面の砂(レゴリス)を車体から除去する要素技術として期待されている。ルナクルーザーは、月面の過酷な環境下で1万km以上の走行が求められるため、ダスト除去技術の信頼性が重要となる。両社は「チームジャパン」として国際宇宙探査に挑戦し、成果を地上応用することで持続可能な社会の実現に貢献する考えだ。
最新の業績見通しによれば、コニカミノルタの2026年3月期は売上高1兆500億円、営業利益480億円、最終利益240億円を予想している。2025年3月期は構造改革費用や減損損失の影響で475億円の最終赤字となったが、2026年3月期は黒字転換を見込む。配当は年間10円を予定しており、財務基盤の強化と収益性改善に注力する方針だ。
今回の共同開発は、コニカミノルタのコア技術を宇宙分野に展開し、将来的な地上事業への波及効果も期待される。
コニカミノルタは複合機で培った静電気を帯びたトナー除去技術を有しており、この技術が月面の砂(レゴリス)を車体から除去する要素技術として期待されている。ルナクルーザーは、月面の過酷な環境下で1万km以上の走行が求められるため、ダスト除去技術の信頼性が重要となる。両社は「チームジャパン」として国際宇宙探査に挑戦し、成果を地上応用することで持続可能な社会の実現に貢献する考えだ。
最新の業績見通しによれば、コニカミノルタの2026年3月期は売上高1兆500億円、営業利益480億円、最終利益240億円を予想している。2025年3月期は構造改革費用や減損損失の影響で475億円の最終赤字となったが、2026年3月期は黒字転換を見込む。配当は年間10円を予定しており、財務基盤の強化と収益性改善に注力する方針だ。
今回の共同開発は、コニカミノルタのコア技術を宇宙分野に展開し、将来的な地上事業への波及効果も期待される。