株テーマ:セルロースナノファイバー(CNF) セルロースナノファイバーの関連銘柄

CNF(セルロースナノファイバー)とは、木材パルプなどを原料とし、薬品処理により得られるミクロンサイズの繊維状物質で、世界中で開発が激化している。セルロースナノファイバーは多様な性質を持ち、用途が幅広い。

樹脂と混ぜ合わせれば鉄の5倍の強度で、重さ5分の1の高機能プラスチックになる。繊維を3ナノメートル程度まで細かくすると透明になるため、ディスプレイにも利用できる。酸素を遮断する能力があり、食品包装材にもなる。他にも自動車部品や増粘剤、塗料などにも利用でき、次世代の高機能材料として期待されている。2024年頃には自動車部品でも実用化される見通し。経済産業省は2030年に1兆円規模の市場に育てる目標を掲げている。

日本製紙は2015年にセルロースナノファイバーを大人用おむつに採用し実用化。食品や化粧品向けのセルロースナノファイバーの量産設備の建設を進めている。中越パルプ工業はナノセルロースを高分散したポリオレフィン樹脂の開発に成功し、第一期商業プラント建設に12億円を投じ、2018年4月に年産100トンのセルロースナノファイバーを生産する。

阿波製紙はセルロースナノファイバー混抄紙を用いた自動車用成型品が2019年10月24日から11月4日に開催された東京モーターショー2019で展示された。環境省のNCV(ナノ・セルロース・ビークル)プロジェクトがスタートさせたCNFを活用した自動車軽量化で、車用エンジンフードやフロア材料の一部に採用された。

自動車部品への応用も進み、京大とデンソーはCNFを混ぜた自動車部品で重量を1割軽く、燃費を1割向上させる。

セルロースナノファイバーとは、木材パルプなどを原料とし、薬品処理により得られるミクロンサイズの繊維状物質で、世界中で開発が激化している。セルロースナノファイバーは多様な性質を持ち、用途が幅広い。

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