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(4507) 塩野義製薬 米FDAがゾコーバ予防用途申請を受理
(4507)塩野義製薬は、国内販売中の新型コロナ治療薬「ゾコーバ(一般名:エンシトレルビル)」について、予防用途での新薬承認申請が8月末に米食品医薬品局(FDA)に受理されたと公表した。4月より段階的に申請を行い、6月には申請データを提出済みだった。既存のワクチンと異なり、経口薬での予防認可は米国初となる可能性がある。グローバル第3相試験では、本剤投与後10日間の感染リスクが67%低下する有効性が示された。
新型コロナ再流行に備えた予防薬開発は、米政府による購入交渉や各国保健当局の動向がテーマとなっている。米FDA承認に至れば市場規模拡大や収益への貢献が期待され、株価の上値余地も意識されている。2026年3月期も増益見込みで、中長期の成長ドライバーとして注目だ。
ゾコーバは2023年11月に日本で緊急承認を受け、軽症から中等症の新型コロナ患者向けに販売されているが、予防用途での申請が認められれば米国で初の経口予防薬となる。
新型コロナ再流行に備えた予防薬開発は、米政府による購入交渉や各国保健当局の動向がテーマとなっている。米FDA承認に至れば市場規模拡大や収益への貢献が期待され、株価の上値余地も意識されている。2026年3月期も増益見込みで、中長期の成長ドライバーとして注目だ。
ゾコーバは2023年11月に日本で緊急承認を受け、軽症から中等症の新型コロナ患者向けに販売されているが、予防用途での申請が認められれば米国で初の経口予防薬となる。