エヌビディアが8%あまり下げ、半導体関連株に売りが波及した。保険や金融へ資金がシフトしている。関税を巡る先行きの不透明感から、ディフェンシブ株が買われた。エヌビディアは過去最高決算だったが、かってほどの業績の伸びがなく、半導体輸出規制強化による影響も懸念されている。

トランプ大統領は発動を延期していたカナダとメキシコへの25%の関税を3月4日に発動する。さらに中国に対する関税を10％上のせし、20％にすることを表明したことで、下げに転じた。マイクロンテクノロジー、エヌビディア、マーベルなどの下げが大きく、ナスダックは2.5％あまり下落した。

新規失業保険申請は、前週比2万2000件増の24万2000件となった。2週連続の悪化で、失業保険受給者総数は186万2000人と、5000人減少している。