ヤクルト本社は、ポッカサッポロフード＆ビバレッジが有する植物性ヨーグルト事業を取得する。ヤクルト本社は、新たな事業の柱として「植物素材利用食品」への参入を目指しており、レモン・豆乳など植物素材のリソースを有するポッカサッポロと、業務提携契約を締結し、乳酸菌・はっ酵技術を組み合わせた植物素材利用食品の開発を進めてきた。ポッカサッポロのレモン素材とヤクルトの乳酸菌技術を活かした商品として、ヤクルトから「ソフールレモン」、ポッカサッポロから「発酵果実 みかん＆レモン」を発売した。

ポッカサッポロの植物性ヨーグルト事業は、「ソヤファーム」ブランドのもと、日本国内において植物性ヨーグルトのトップシェアを維持している。豆乳を原料に使う「ソイビオ」など植物性ヨーグルトの販売権、商標権、ノウハウ、特許などの無形資産を取得し、ヤクルト本社が事業主体となる。