中間期の1－6月売上は11.1％増の1兆1445億円、営業利益は27.8％増の3220億円、純利益は30.5％増の2251億円となった。海外たばこ事業が好調で、金融収益も改善した。12月通期売上は5.1％増の2兆2000億円（前回予想2兆0800億円）、営業利益は14.3％減の4020億円（同3800億円）、純利益は12.3％減の2720億円（同2520億円）と上方修正した。

また2021年10月1日からのたばこ税増税に伴い、紙巻たばこ127銘柄、葉巻たばこ18銘柄、パイプたばこ3銘柄、刻みたばこ3銘柄に加え、かぎたばこ22銘柄の計173銘柄の小売価格改定を申請した。代表的なセブンスターの場合560円から600円に値上げされる。また加熱式たばこの新機種PloomXを8月17日から全国のコンビニ、たばこ販売店で発売する。ロシアにも年内に投入する計画で期待が高まっている。