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【オープンAI2025年通期決算】最終赤字385億ドル、前年比7倍超に拡大で上場前の財務基盤に懸念
オープンAIの2025年通期決算で、最終損益が385億ドル(約6兆2000億円)の赤字となったことが分かった。前年の50億9000万ドルから7倍超に膨らんだ計算だ。フィナンシャル・タイムズが監査済みの財務文書を独自に確認して報じた。
赤字拡大の主因は、人工知能モデルの開発費や人件費の急増に加え、非営利団体から営利の公益企業への転換に伴う一時的な評価損だ。転換は2025年10月に完了し、転換型出資証券やワラントの公正価値変動により415億5000万ドルの評価損が発生した。この特殊要因を含めた損失総額は603億5000万ドルに達したが、非支配株主に帰属する分などを除いた結果、最終的な損失額は385億3000万ドルとなった。
事業面では明暗が分かれる。売上高は130億7000万ドルとなり、前年の37億ドルから3倍超に拡大した一方、研究開発費は191億8000万ドルと前年比146%増、販売費は57億3000万ドルと418%増となった。本業の損失を示す営業損失も209億2000万ドルへ拡大し、前年の87億8000万ドルから倍増している。
提携先のマイクロソフトとの資金の流れも明らかになった。オープンAIは2025年にマイクロソフトへ計172億ドルを支払い、このうち105億9000万ドルが研究開発関連だ。一方でマイクロソフトからの受け取りは3億300万ドルにとどまり、ソフトバンクグループからは8億6700万ドルを受け取った。
市場では、評価損などの非現金性の項目を除けば実質的な損失は80億ドル前後にとどまるとの見方もあり、財務状況の解釈は分かれている。ただ、年内には新規株式公開を見込み、1兆ドル超の企業価値を目指すオープンAIにとって、今回の決算開示は財務基盤の健全性をめぐる投資家の視線が一段と厳しくなることを予感させる内容となった。
赤字拡大の主因は、人工知能モデルの開発費や人件費の急増に加え、非営利団体から営利の公益企業への転換に伴う一時的な評価損だ。転換は2025年10月に完了し、転換型出資証券やワラントの公正価値変動により415億5000万ドルの評価損が発生した。この特殊要因を含めた損失総額は603億5000万ドルに達したが、非支配株主に帰属する分などを除いた結果、最終的な損失額は385億3000万ドルとなった。
事業面では明暗が分かれる。売上高は130億7000万ドルとなり、前年の37億ドルから3倍超に拡大した一方、研究開発費は191億8000万ドルと前年比146%増、販売費は57億3000万ドルと418%増となった。本業の損失を示す営業損失も209億2000万ドルへ拡大し、前年の87億8000万ドルから倍増している。
提携先のマイクロソフトとの資金の流れも明らかになった。オープンAIは2025年にマイクロソフトへ計172億ドルを支払い、このうち105億9000万ドルが研究開発関連だ。一方でマイクロソフトからの受け取りは3億300万ドルにとどまり、ソフトバンクグループからは8億6700万ドルを受け取った。
市場では、評価損などの非現金性の項目を除けば実質的な損失は80億ドル前後にとどまるとの見方もあり、財務状況の解釈は分かれている。ただ、年内には新規株式公開を見込み、1兆ドル超の企業価値を目指すオープンAIにとって、今回の決算開示は財務基盤の健全性をめぐる投資家の視線が一段と厳しくなることを予感させる内容となった。
