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    米国株、ダウ続伸 米中関係改善と政府閉鎖回避期待で上昇
    20日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。トランプ大統領が中国との関係改善を強調し、貿易協定締結に前向きな姿勢を示したことが投資家心理を支えた。さらに、米政府の一部閉鎖が今週中に解除されるとの思惑も重なり、政治リスクの後退が相場上昇に寄与した。

    米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が「政府閉鎖は今週中に終わる可能性がある」と述べたことも安心材料となった。財政不安の緩和を織り込む動きが広がり、米長期金利も落ち着きを取り戻した。

    個別銘柄ではアップルが上場来高値を更新した。9月発売の「iPhone17」シリーズが好調との報道で、今後の収益拡大への期待が高まった。テクノロジー関連株全体にも買いが波及し、NASDAQ総合指数も連日で高値圏を維持している。

    今後は主要ハイテク各社の7~9月期決算発表が焦点となる。市場では好業績を見込む買いが先行しやすい一方で、業績内容次第では利益確定売りが広がる可能性も指摘されている。米中対立緩和と財政問題の行方が、年末相場の方向性を左右しそうだ。

株式情報更新 (10月20日)


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