第2四半期にあたる4－9月売上は1388億円から1350億円へ下方修正だが、営業利益を3億6100万から23億円、最終損益を5100万円の赤字から10億円の黒字へ上方修正した。4月に調剤報酬改定と薬価改定が行われ、9月には改正薬機法が段階的に施行されるため、在宅医療の推進やジェネリック医薬品の使用推進などが強化される。日本調剤の在宅医療実施店舗は90％を超えているが、十分な医薬品在庫確保のため、第1四半期では赤字が予想されていた。

医薬品製造販売では採算性を重視し、利益率の高い新製品が好調で、大幅な増益を確保する。自宅から処方薬を購入できるオンライン服薬指導の利用が広がっていることも、利益を押し上げてくる。