ブレインパッドは通期経常利益を13億円から11億円と15.4％下方修正した。新型コロナの影響で2月頃から新規案件獲得の営業活動が制限。第3四半期の押し上げ要因の3月決算企業からの年度末需要の減少や人材採用の増加から減益となる見通し。

また、2020年6月期第3四半期(7-3月)の経常利益は0.7％減の8.98億円となった。上記要因やアナリティクス事業の大型案件で期ずれが1件発生した。また、18名の増員や給与体系見直しで人件費が増加した。

新型コロナの影響では、影響が大きい業界から受託する案件の減少可能性や新規案件獲得の営業活動の制限、受注を獲得しても開始時期が遅れることなどが想定されるとしている。また、次期上期の売上高は当期並みとなる可能性があるとしている。

ブレインパッドの株価は70円安の5560円で推移している。