7月末のカーシェアリングサービス「タイムズカーシェア」の車両数は2万5899台、会員数は124万5671人と順調に伸びている。8月からの半年間で、ＥＶ（電気自動車）を100台導入する計画で、短距離ニーズの多いエリアに集中配備する。航続距離の不安解消のための諸策を講じており、ＥＶ試乗のニーズも掘り起こす。「タイムズカーシェア」のステーションも1万2321カ所に増加した。

時間貸し駐車場「タイムズパーキング」は10月から10％値上げする。消費増税以上の値上げではあるが、クレジットカード決済だけでなく、交通系カードや電子マネー決済が出来る拠点を増やし、利便性をアピールする。「タイムズカーシェア」も料金を見直す方向で、増収によりドライブレコーダーを全車両に導入するなど、サービスの質を高めることで、ユーザー離れを防ぐ。全体相場波乱でも、株価は打たれ強さを見せている。