キリンホールディングスとファンケルは、2019年8月6日、資本業務提携すると発表した。キリンホールディングスがファンケルの創業者らからファンケル株の30.3％を1293億円で取得する。両社のブランド力や技術力を生かした商品開発や共同研究・事業開発の推進、インフラの相互利用などで協力する。

素材・商品・ブランド開発では、両社のブランド力や技術力を生かした新発想の商品や生活習慣サプリメント、スキンケアなどを開発。共同研究・事業開発の推進では、「生活習慣病」「脳機能」「フレイル」「リハビリ対策」「免疫」「腸内環境」などでの共同開発や酵母・発効技術を活かした化粧品などを共同開発。インフラの相互利用では、生産面での協業やキリンの自動販売機チャネル・ファンケルの直販チャネルなどを活用する。