中古車販売大手のネクステージは、第2四半期にあたる12－5月売上を1000億円から1045億円、営業利益を28億円から32億円、純利益を17億円から22億円へ上方修正した。純利益の増加率は30.9％となり、通期純利益計画33億円に対する進捗率も62.5％となるため、通期上方修正の期待も高まりそうだ。最高益更新で連続増配も期待出来る。

販売単価の上昇、販売台数の増加、買取台数の増加と三拍子揃っており、売上高利益率も改善している。ネクステージは品揃えが豊富で値頃感もあり、中古車の仕入れから販売までの期間を60日以内というルールを徹底している。売れない車はオークションで損切りしても処分する徹底ぶりだ。買い取りから車検、保険まで手掛ける大型店投資は、小規模販売店と差別化しており、業界シェアも高まる傾向にある。