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(7271) 安永 業績予想と配当を上方修正、ストップ高買い気配
自動車部品メーカーの(7271)安永が、2026年3月期の連結業績予想を大幅に上方修正した。売上高は従来予想の317億円から327億円(前期比3.9%増)、営業利益は8億5000万円から14億円(同84%増)、経常利益は7億円から13億円(同38%増)に引き上げた。親会社株主に帰属する純利益は3億円から7億円(同5%減→同倍増)へと上方修正。1株当たり利益は従来の29円12銭から67円94銭に改善する見通し。
エンジン部品事業で国内・北米向けの需要が想定を上回ったほか、新製品のスマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックの需要も好調に推移。さらに、当初モデル末期で生産終了予定だった製品の継続生産が決まり、採算性が向上したことが利益拡大に寄与した。なお、鋳造事業の終了に伴う減損損失3.1億円を第3四半期に計上する見込み。
あわせて、2025年9月30日基準日の中間配当を従来予想の1株5円から7円に引き上げ、年間配当を12円(前期13円)とする増配を発表した。安定配当を基本としつつ、業績改善を反映した対応となる。
業績・配当の同時上方修正を好感し、株式市場ではストップ高買い気配となった。エンジン部品の安定需要に加え、新製品の拡販効果が利益構造を押し上げており、収益基盤の改善を印象づける内容だ。
エンジン部品事業で国内・北米向けの需要が想定を上回ったほか、新製品のスマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックの需要も好調に推移。さらに、当初モデル末期で生産終了予定だった製品の継続生産が決まり、採算性が向上したことが利益拡大に寄与した。なお、鋳造事業の終了に伴う減損損失3.1億円を第3四半期に計上する見込み。
あわせて、2025年9月30日基準日の中間配当を従来予想の1株5円から7円に引き上げ、年間配当を12円(前期13円)とする増配を発表した。安定配当を基本としつつ、業績改善を反映した対応となる。
業績・配当の同時上方修正を好感し、株式市場ではストップ高買い気配となった。エンジン部品の安定需要に加え、新製品の拡販効果が利益構造を押し上げており、収益基盤の改善を印象づける内容だ。