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(6315)TOWAは韓国天安市で第2工場の竣工式を実施した。総投資額は約20億円で、同工場がフル稼働すれば韓国での生産能力は従来比3倍超となる。主力の半導体製造装置は、生成AI向けメモリー「HBM」やチップレット技術など、AI需要の拡大を背景に採用が進む。
韓国はAI半導体分野で世界的な競争力を持ち、今後も積極的な設備投資が続く見通しだ。TOWAは第3工場の新設も視野に入れており、韓国を中核拠点として生産体制の強化を急ぐ構えだ。
2025年3月期決算は売上高534.7億円(前期比6.0%増)、営業利益88.8億円(同2.5%増)、最終利益81.2億円(同26.0%増)と増収増益を確保した。2026年3月期は売上高560億円、営業利益98億円、最終利益68.6億円を見込む。生成AI関連の設備投資は引き続き活発で、韓国での生産拡大が今後の成長ドライバーとなる見通しだ。
株価は足元で戻り歩調を示しており、AI半導体需要の拡大と韓国での積極投資が中期的な株価押上げ要因となる。米中摩擦など外部環境の不透明感は残るが、AI分野に強い韓国を軸とした事業展開により、TOWAの成長余地は大きいと評価できる。
韓国はAI半導体分野で世界的な競争力を持ち、今後も積極的な設備投資が続く見通しだ。TOWAは第3工場の新設も視野に入れており、韓国を中核拠点として生産体制の強化を急ぐ構えだ。
2025年3月期決算は売上高534.7億円(前期比6.0%増)、営業利益88.8億円(同2.5%増)、最終利益81.2億円(同26.0%増)と増収増益を確保した。2026年3月期は売上高560億円、営業利益98億円、最終利益68.6億円を見込む。生成AI関連の設備投資は引き続き活発で、韓国での生産拡大が今後の成長ドライバーとなる見通しだ。
株価は足元で戻り歩調を示しており、AI半導体需要の拡大と韓国での積極投資が中期的な株価押上げ要因となる。米中摩擦など外部環境の不透明感は残るが、AI分野に強い韓国を軸とした事業展開により、TOWAの成長余地は大きいと評価できる。