6315 TOWA
| 2025年12月5日 株価 | |||
|---|---|---|---|
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始値
2,140円
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高値
2,211円
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安値
2,131円
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終値
2,211円
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出来高
2,750,600株
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| オシレータ分析 | トレンド分析 | 予想レンジ | |
|---|---|---|---|
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予想高値
2,400円
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予想安値
2,000円
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オシレータ分析

オシレータ系指標は、相場の強弱動向を表した指標で、日々の市場の値動きから、株価の水準とは無関係に売り・買いを探ります。
売買シグナルは 内にまたはで表示されます。
| RSI | 9日 47.31 | RCI |
9日 35.42 13日 -53.71 |
|---|---|---|---|
| ボリンジャーバンド |
+2σ 2555.55 -2σ 1901.55 |
ストキャススロー |
S%D 26.37 %D 17.06 |
| ストキャスファースト |
%K 100 %D 17.06 |
ボリュームレシオ | 14日 50.06 |
| 移動平均乖離率 | 25日 -3.11 | サイコロジカル | 12日 50 |
トレンド分析

トレンド系指標は、相場の方向性・強さを判断する指標で、中長期の分析・予測に使われます。トレンド転換時は内にまたはで表示されます。現在のトレンドはまたはで表示されます。
| DMI | MACD | ゴールデンクロス | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 5日移動平均(位置) | 5日移動平均(向き) | 25日移動平均(位置) | |||
| 25日移動平均(向き) | パラボリック |
チャート分析

酒田五法や一目均衡表などローソク足変化シグナル(当日示現のみ)は、内にまたはで表示されます。独自のHAL指数で高値圏、安値圏を判定し、実戦的なシグナルです。
| 十字足 | はらみ十字 | 上ひげ・下ひげ |
|---|---|---|
| 出会い線 | 三点童子 | 三点童子(安値・高値) |
| 包み足 | 赤三兵・黒三兵 | 並び赤・並び黒 |
| 明けの明星・宵の明星 | 三役好転・三役逆転 | 雲上抜け・下抜け |
| 転換線上抜け・下抜け | 遅行線上抜け・下抜け | 五陽連・五陰連 |



6315 TOWAの投資戦略
6315 TOWAの株価は、オシレーター系指標では中立圏で推移しています。トレンド系指標は下降トレンド継続中で、戻り売りゾーンです。オシレータ系指標は「買われ過ぎ」、「売られ過ぎ」を示すテクニカル指標の総称です。一定の範囲で動くため振り子系指標とも呼ばれます。RSIやストキャスティクスが代表的です。トレンドフォロー系指標は、株価が上がり続けると指標も上がり、下がり続けると指標も下がるタイプです。移動平均やMACDが代表的です。
6315 TOWAのテクニカル売買シグナル
株式売買シグナルが点灯しています。このページ下部のオシレーター分析、トレンド分析、チャート分析でご確認ください。オシレーター分析、チャート分析では変化点をキャッチした日に売り買いサインが点灯、トレンド分析では現在の方向を矢印で示します。
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一方で、第2四半期には中国・台湾などアジア地域で半導体設備投資が回復し、受注と売上が増加基調に転じた。特に同社主力の「コンプレッション装置」や金型の販売比率が高まり、製品ミックス改善により利益率が上昇。当初予想を上回る水準で着地した。
セグメント別では、主力の半導体製造装置事業が売上215億円(15%減)、営業利益23億円(54%減)。メディカルデバイス事業は売上12億円(8%増)と堅調だった。レーザ加工装置事業は需要停滞で売上6億円(33%減)となった。
通期見通し(2026年3月期)は据え置きで、売上高560億円(前期比4.7%増)、営業利益98億円(10.4%増)、経常利益98億円(4.3%増)、純利益68億円(15.5%減)を計画。配当は年間20円(中間無配・期末20円)を維持する。
半導体投資環境は依然不透明ながら、生成AI・データセンター向け需要の増加が追い風となる見通し。財務基盤も総資産910億円、自己資本比率70.1%と堅固で、下期にかけて受注回復が進めば業績上振れ余地がある。
上期は想定を上回ったが、依然として設備投資動向に左右されやすい構造。AI関連の成長テーマを背景に中期的な回復期待は持てるが、短期的には株価材料は出尽くし感もあり、現状では「中立」判断が妥当とみる。
韓国はAI半導体分野で世界的な競争力を持ち、今後も積極的な設備投資が続く見通しだ。TOWAは第3工場の新設も視野に入れており、韓国を中核拠点として生産体制の強化を急ぐ構えだ。
2025年3月期決算は売上高534.7億円(前期比6.0%増)、営業利益88.8億円(同2.5%増)、最終利益81.2億円(同26.0%増)と増収増益を確保した。2026年3月期は売上高560億円、営業利益98億円、最終利益68.6億円を見込む。生成AI関連の設備投資は引き続き活発で、韓国での生産拡大が今後の成長ドライバーとなる見通しだ。
株価は足元で戻り歩調を示しており、AI半導体需要の拡大と韓国での積極投資が中期的な株価押上げ要因となる。米中摩擦など外部環境の不透明感は残るが、AI分野に強い韓国を軸とした事業展開により、TOWAの成長余地は大きいと評価できる。
TOWAが確立した新技術は、次世代HBM4の狭小なギャップに対応可能で、複数のチップを縦方向に積み上げる半導体パッケージのモールディングに最適化されている。この技術により、従来よりも半導体チップを多段に積層することが可能となり、半導体パッケージング製造における品質や生産性の向上が期待できる。
半導体産業の活性化は日本経済にとって重要な意味を持つ。大規模なメモリ工場が10年間で創出する経済効果は最大860億ドルに達する可能性があるという。TOWAの新技術は、この成長市場において重要な役割を果たすことが期待される。
TOWAは、コンプレッション方式封止装置の開発に加え、AI半導体そのものを自動封止する「レジンフロー成形」装置の開発も進めている。2027年3月期頃から本格的な設備投資を行う計画だ。
2024年3月期上半期の営業利益は52.6億円で、前年同期比2.2倍と大幅増益となったものの、従来予想の56.5億円をやや下回った。この予想未達も市場の評価を下げる要因となった。
中期経営計画の目標値である売上高500億円、営業利益80億円を2年前倒しで達成することがほぼ確実となったが、これは既に市場で織り込み済みだった。今後の成長性に対する不透明感が広がっている。
韓国第二工場の稼働時期が注目されているが、当初10月稼働の予定だった正確な発表がないまま現在に至っている。この不確実性も業績への懸念材料となっている。