株テーマ:EUV(極端紫外線)半導体の関連銘柄

株式市場で注目されるEUV半導体関連銘柄一覧。EUVはシリコンウエハーに焼き付ける回路より微細化する新技術。回路をウエハーに転写する際の光の波長が従来装置の10分の1、製造コストが半分から2割程度で済むと試算されている。光リソグラフィ技術がEUV(極端紫外線)露光技術に置き換わると10nm以下の回路パターンが形成できるため、量産開始が注目されている。

●韓国サムスン電子は2020年3月25日に半導体生産の主要工程にEUVを使った量産ラインを稼働させたと発表した。サムスンは従来技術に比べてメモリー性能が高まる上、生産性が2倍に向上するとしている。韓国SKハイニックスは2021年にDRAMラインにEUV装置を導入する計画。また、EUV半導体の量産開始には、台湾のTSMCやインテル、米マイクロン・テクノロジーなどが名乗りをあげる可能性がある。


●EUV露光装置を独占する蘭ASMLの2020年4-6月売上は35%増の33億ユーロ、売上総利益率は48.2%と市場予想を下回った。第2四半期には9台のEUVシステムを出荷し、7台のシステムで収益を計上、上半期に出荷した4台の収益は下期に計上される。EUVシステムの1台あたり単価は1億5000万ユーロと見られ、全売上の半分近くを占めている。

4-6月決算が市場予想に届かず、株価は下落したが、市場の期待が高過ぎたと見られる。7-9月期の売上は36億ユーロから38億ユーロ、売上総利益率は47%程度と高収益で、いずれ見直しが入りそうだ。新型コロナによる生産体制への影響はほとんどない模様。


●台湾TSMCの2020年4-6月純利益は81%増の4400億円と四半期として過去最高となった。5月にファーウェイからの新規受注を停止、9月以降は出荷停止する方針だが、駆け込み需要や5G対応スマホ、テレワーク需要を取り込んでいる。12月通期見通しも一転20%増に引き上げた。ファーウェイ向けは売上の15%程度を占めるが、他の顧客からの受注で補完すると強気だ。TSMCは7ナノの最先端半導体で、5Gスマホメーカーを取り込んでおり、他社への乗換は考えにくい。

最大手顧客のアップルにも供給しており、米アリゾナ州に建設予定の半導体工場では5ナノの最先端半導体を生産する見込みとなっている。中国が半導体の内製化を進めても、アップルの需要が中期的にもTSMCの業績を支えよう。

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