Ticker Company Close (USD) Change Change (%)
NVDA NVIDIA Corporation 180.03 -8.29 -4.40%
AAPL Apple Inc. 247.77 +0.11 +0.04%
MSFT Microsoft Corporation 513.57 -0.48 -0.09%
GOOG Alphabet Inc. (Class C) 246.19 +1.55 +0.63%
AMZN Amazon.com, Inc. 216.39 -3.68 -1.67%
TSLA Tesla, Inc. 421.59 -14.31 -3.28%
QCOM QUALCOMM Incorporated 161.74 -0.04 -0.02%
META Meta Platforms, Inc. 708.65 -7.05 -0.99%
ORCL Oracle Corporation 299.00 -9.01 -2.93%
ARM Arm Holdings plc 168.16 -3.78 -2.20%

14日の米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。序盤は中国商務省が韓国の造船大手の米国子会社に制裁を科すと発表したことを受け、地政学リスクへの警戒が強まり、一時600ドルあまり下げる場面があった。

しかし、米連邦準備理事会（FRB）のパウエル議長が講演で量的引き締め（QT）の終了が近いことを示唆すると、市場のムードは一転。長期金利が低下し、年内の利下げ観測が改めて意識されたことで投資家心理が改善した。

景気敏感株を中心に買い戻しが広がり、ハイテク株も上昇に転じた。金融や資本財関連の一角にも資金が向かい、ダウ平均は下げ幅を急速に縮小して引けた。金利動向をにらみながらも、QT終了時期を巡る期待が当面の支えとなりそうだ。