注目銘柄
2023/3/15 10:30
大同特殊鋼は、半導体製造装置向けのステンレス鋼と、電気自動車やハイブリッド車に使うネオジム磁石を増産する。半導体製造装置向けのステンレス鋼は60億円を投じて特殊溶解炉を2基増設する。ネオジム磁石では、レアアースを使わない独自製法を持ち、約50億円を投資する。これまでホンダ向けのHVに採用実績があるが、電動車向けのモーターで需要が拡大する。ネオジム磁石の売上高は30年度に21年度比で倍増の500億円を目指す。
一方で、トラックや大型建設機械などに搭載されるクランクシャフトやリアアクスルシャフトなどの型鍛造製品、ハウジング製品の生産から24年度を目処に撤退する。ギアなどの高速精密鍛造製品に型鍛造品事業の経営資源を集中し、eアクスル向けの鍛造品などにも対応する。
一方で、トラックや大型建設機械などに搭載されるクランクシャフトやリアアクスルシャフトなどの型鍛造製品、ハウジング製品の生産から24年度を目処に撤退する。ギアなどの高速精密鍛造製品に型鍛造品事業の経営資源を集中し、eアクスル向けの鍛造品などにも対応する。