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    アーム株が15%超急騰】バーンスタイン目標株価300ドルとAGI CPU需要が評価される
    半導体設計大手のアーム・ホールディングス(ARM)の株価が5月20日、前日比33.58ドル高(15.04%高)の256.73ドルと急騰し、上場来高値水準を更新した。

    急騰の最大の起爆剤となったのは、米バーンスタインによる新規カバレッジ開始だ。同社アナリストのデービッド・ダイ氏はアームにアウトパフォーム(買い推奨)評価を付け、目標株価を300ドルに設定した。ダイ氏はAI市場がチャットボット型アプリから自律的に行動する「エージェンティックAI」へと移行しつつあると分析し、消費電力効率の高いアームのアーキテクチャがCPU需要の構造的な拡大から恩恵を受けると指摘した。

    株価上昇を支えたもう一つの要因は、好調な2026年度第4四半期(1〜3月)決算だ。四半期売上高は14億9,000万ドルと前年同期比20%増加し、ライセンス収入は同29%増の8億1,900万ドルと上場来最高の四半期実績を達成した。データセンター向け売上高は2倍以上に拡大しており、AIインフラ投資の本格化を映している。

    さらに、3月に発表した自社設計AIチップ「AGI CPU」への顧客需要が2026〜2027年度の累計で20億ドルを超えることも材料となった。創業35年来ライセンス事業を柱としてきたアームが自社チップの直接販売へ事業転換したことで、新たな収益源として市場に評価されている。

    2026年の年初来騰落率は約102%と半導体セクターで際立っており、市場ではAIインフラの中核プレーヤーとしてのアームへの期待が一段と高まっている。

株式情報更新 (5月20日)


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