4－6月売上は33.7％増の141億円、営業利益は3.3倍の34億円、純利益は2.7倍の23億円となった。生活関連事業の電子部品分野売上増加や、電力関連資材の日本カタンの子会社化などにより、大幅な増収増益となった。石炭価格の上昇も大きく寄与している。一般炭の販売数量は半減したが、価格は79.8ドルか183.7ドルに急伸していた。

3月通期売上は570億円から700億円、営業利益は143億円から232億円、純利益は95億円から150億円へ大幅に上方修正した。配当予想は160円から、150円の創業110周年・最高益記念配当を含め230円（前期は80円）と、大幅増配する。過去16年間にわたり減配したこともなく、配当性向30％で80円配当の継続を目指す。一般炭4月契約は7月下旬に375ドルで決定しており、下期もエネルギー分野の伸びが継続する。2025年3月期以降は石炭生産事業収益を見込まない前提で経営戦略を策定していく。