株テーマ:近視の関連銘柄
近視関連株。屋外での活動が減り、本やスマートフォンなどの近業作業の増加などから、視力の低い子どもが年々増えている。文部科学省の2024年度の学校保健統計調査によると、裸眼視力1.0未満の小学生は3割超、中学生は6割程度、高校生で7割程度となっている。また、近視の人口は世界的にも増えており、2050年には世界人口の約半数が近視になるとの予測もある。
近視になるのが早いほど、将来近視が強くなる傾向にあり、近視が強いほど、将来失明につながる眼疾患リスクが高まるともいわれており、子どもの近視の増加は社会課題となっている。
メニコンは、オルソケラトロジー関連(近視進行抑制)戦略方針のもと、中国を含むアジアを中心にグローバルでオルソケラトロジーレンズとそれに使用されるケア用品の販売を実施。
ロート製薬と坪田ラボは、近視進行抑制を目指した点眼薬について、2025年4月に国内第2相臨床試験を開始。
参天製薬は、2025年4月に日本で初めての近視進行抑制を目的とした点眼剤「リジュセア」を発売。
三井化学は、高屈折率メガネレンズ材料ブランドMRをはじめ、数多くのレンズ材料やコーティング材料などを展開する。
HOYAは、ライフケア事業でメガネレンズやコンタクトレンズなどを展開。
窪田製薬は、屋内にいても近視に良い屋外環境を目に再現するAR機器「Kubota Glass」を展開する。