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    【米国株式市況】テスラ急落が重荷もナスダック小反発、原油高で金利上昇が上値を抑える
    テスラのQ1配送台数が市場予想を下回ったことで同社株が年初来最大の下げとなり、ダウは小幅安で引けた一方、ナスダックはかろうじてプラスを維持した。

    NYダウ平均 46,504.67(前日比 -61.07)
    ナスダック 21,879.18(前日比 +38.23)

    テスラが4月2日引け後にQ1の車両配送台数を発表し、35万8,023台と市場コンセンサスの36万5,645台を下回ったことが失望売りを誘った。同社株は5.42%安と今年最大の下落を記録し、ダウの重荷となった。一方で半導体株の一角が底堅く推移したことから、ナスダックは辛うじてプラスで引けるまちまちの展開となった。

    地政学リスクを巡る綱引きが続く中、米国がイランへの攻撃継続を表明したとの報道を受けて原油が急騰。WTIは105ドル台まで一時上昇し、インフレ再燃への警戒感が米10年債利回りを4.37%近辺まで押し上げた。高金利環境がグロース株の上値を抑え、指数全体の方向感を乏しくさせた。ホルムズ海峡封鎖による供給不安とOPEC会合(4月5日)を前にしたポジション調整が原油の下値を支えている構図に変わりはなく、エネルギーコストの高止まりがスタグフレーション懸念を絶えず意識させる地合いとなっている。

    セクター別では、テスラの急落がEV・消費財セクター全体の重荷となった。ホームデポが2.40%安と下落が目立ち、キャタピラーも1.79%安、アーム・ホールディングスは3.84%安と大型の調整となった。アプライド・マテリアルズも1.50%安、ラム・リサーチが1.60%安と半導体製造装置株の一部が売られた。これに対し、半導体指数(SOX)は0.40%高と底堅く、AMDが3.46%高、インテルが4.89%高と半導体設計・製造株が反発した。シスコシステムズ(1.94%高)やIBM(2.06%高)など情報技術・ネットワーク株も堅調だった。

    マグニフィセントセブンでは、テスラが5.42%安と一人負けの様相を呈した。Q1の配送台数が35万8,023台と市場予想(36万5,645台)を下回り、在庫積み上がりへの懸念が強まった。メタも0.82%安、アルファベットが0.54%安と小幅軟化した。一方でマイクロソフトは1.10%高、エヌビディアは0.93%高と買い戻しが入った。アップルアマゾンは0.1〜0.4%程度の小幅な動きにとどまった。

株式情報更新 (4月2日)


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