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    米国株、ダウ821ドル急落 関税懸念再燃とハイテク売りでリスクオフ加速
    トランプ政権による新たな関税方針を巡る警戒感が急速に高まり、加えてAI関連株への利益確定売りが重なったことが本日の最大の変動要因だ。政策リスクとハイテク主導の調整が同時進行し、市場は一気にリスク回避へ傾いた。

    NYダウ平均 48,804.06(-821.91)
    ナスダック 22,627.27(-258.80)

    米国時間2026年2月23日の米国株式市場は大幅安となった。ダウ平均は800ドル超下落し、投資家心理は急速に悪化した。貿易政策を巡る不透明感が再燃し、グローバル企業への影響が意識されたことが売りを加速させた。

    セクター別では情報技術と資本財が下落を主導した。半導体ではアドバンスト・マイクロ・デバイセズに利益確定売りが広がり、ナスダックを押し下げた。AI関連の高バリュエーション銘柄は特に売り圧力が強く、短期資金の巻き戻しが鮮明となった。クラウド関連ではマイクロソフトアマゾンにも売りが波及し、グロース株全体の調整色が強まった。

    アルファベットやメタ・プラットフォームズも軟調に推移し、マグニフィセントセブンの多くが下落する展開となった。一方でディフェンシブ株への資金シフトが見られ、生活必需品や公益株は相対的に下げ幅を抑えた。

    経済指標面では市場を大きく揺らす新規発表はなかったが、関税を巡る政策発言が投資家のリスク許容度を低下させた。安全資産志向が強まり、長期金利は低下基調となった。

    ダウ構成銘柄ではウォルマートが前日比+2.29%と上昇し、指数へのプラス寄与が目立った。消費ディフェンシブ銘柄として資金の逃避先となり、相対的な強さを示した。一方、指数を大きく押し下げたのは景気敏感株やテクノロジー関連で、特にハイテク比率の高い銘柄が売られたことがダウ平均の大幅安につながった。

    総じて2月23日の米国株は、政策リスクとハイテク株の利益確定が重なり急落する展開となった。AI主導相場の持続性に対する再検証が進む局面に入りつつあり、今後は政策動向と企業業績が改めて相場の方向性を左右することになる。

株式情報更新 (5月22日)


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