株テーマ:紙おむつ 吸水性樹脂の関連銘柄

紙おむつの主要資材である吸水性樹脂(SAP)では、日本触媒が世界のトップシェアを持ち、アクリル酸からの一貫生産を行っている。1981年にユニチャームが高吸水性樹脂をつかった紙おむつ「ムーニー」を発売したことで、ブームとなった。高吸水性樹脂は自重の数百倍もの水を吸収し、保持するため、紙おむつとの親和性が非常に高い。東亞合成も高吸水性樹脂「アロンザップ」で生産し、ホソカワミクロンも手掛けている。

紙おむつは花王の「メリーズ」が中国人の爆買いで品不足となるほど社会問題化していた。日本製の紙おむつは通気性や吸収性が良く、肌荒れも少ないことで東南アジアや中国中心に再び需要が増加している。日本国内は花王、ユニチャーム、P&Gが3強だが、製紙会社も大人用紙おむつに注力している。少子高齢化で乳幼児向けは頭打ちが予想されるため、高齢者介護用が新たな市場を形成している。国内市場は縮小するが、世界の紙おむつ市場は年率5%で成長すると見られ、日本の高機能紙おむつが人気化しそうだ。紙おむつの世界シェアはP&G(プロクター・アンド・ギャンブル)とキンバリー・クラークが2強で、ユニチャーム、花王が第2グループと見られる。紙おむつは1人当たりのGDPが3000ドルを超えると需要が急増するため、新興国需要が期待できる。

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