株テーマ:宇宙ごみ(アストロスケール)の関連銘柄

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スペースデブリ(宇宙ごみ)除去の商用化を進めるアストロスケールが、早ければ2024年6月の新規上場を目指している(ロイター)


宇宙ごみ関連株。宇宙のゴミ(スペースデブリ)は、各国がロケット打ち上げなどで宇宙に漂うデブリが増加しており、通信衛星や気象衛星と衝突する危険が高まっている。政府は宇宙戦略基本方針にデブリ対策を盛り込み。2020年代半ばにも技術確立を目指す。民間企業もデブリ除去サービスの実用化に向けて動いている。


宇宙ゴミを回収するアストロスケールは、2023年2月に三菱電機や三菱UFJ銀行、三菱商事などから101億円、2021年11月には海外投資家グループ等から124億円の調達を実施した。2021年5月には、グローバルに衛星通信サービスを提供するOneWebをパートナーに2024年までにデブリ除去の商用サービス化に向けた技術革新のため、250万ポンドの支援を受けた。2021年3月には民間世界初となるスペースデブリ除去実験衛星「ELSA-d」をロシアのバイコヌール宇宙基地局からソユーズロケットで打ち上げると発表した。アストロスケールにはANAやオーエスジーなどが出資する。

セックは、2022年8月にアストロスケールの商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」に関するマーケティングパートナーシップ契約を締結した。

日東製網はJAXAと「デブリ」と呼ばれる宇宙のゴミを除去する技術を共同開発。無結節網技術を活かし、デブリ除去システムに必須の素材である「導電性網状テザー」と呼ばれる電気を通すひも状の開発に取り組む。

2025年度に宇宙ゴミ除去サービスの商用化を目指す川崎重工はデブリ除去専用の小型衛星を開発。東京海上日動と三井物産と宇宙ゴミ除去の事業化に向け協業する。

スカパーJSATホールディングスは、2020年6月11日、宇宙ごみをレーザーで除去する衛星の設計開発に着手すると発表した。理化学研究所、JAXA、名古屋大学、九州大学と連携。2026年のサービス提供を目指す。


アストロスケールの商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」は、2024年2月17日に、打ち上げに成功した。

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