旧村上系ファンドのシティインデックスが、約438万株（発行済み株式の5.14％）を取得したことが明らかになった。これまで筆頭株主だった、ＵＡＥの政府系ファンド・ムバダラ・インベストメントが全株売却を進めており、これを市場で取得したと盛られている。シティインデックスは、ＧＰＩＦ（年金積立金管理運用独立行政法人）に次ぐ株主となり、保有目的については「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行う」としていることから、業界再編の可能性も出ている。

シティインデックスは、(5017)富士石油株の8.9％を取得し、筆頭株主となっている。投資目的は同じく「投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為などを行うこと」としている。富士石油は石油精製専業で業界中堅、コスモエネルギー ＨＤは石油元売りで業界3位。