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    決算 2020/12/25 15:58
    (8233) 高島屋 3-11月の経常利益は▲109億円 中間期から横ばい
    高島屋の2021年2月期第3四半期(3-11月)の経常利益は▲109億円となった。3-8月の▲109億円から横ばいで推移した。通期は▲195億円を計画する。

    セグメント別では、百貨店の営業利益は▲168億円。3-8月の▲138億円より悪化した。多くの顧客来店が見込める営業施策や販促策の中止や見直し、外出自粛の影響、インバウンド売上が93.8%減となったことが影響した。海外では各店ともに全巻での営業を再開し、一部回復の兆しがあるものの、前年より大きく減少した。

    商業開発業の営業利益は27.2%減の54億円。3-8月の35.5%減より改善した。7月に高島屋東別館リノベーション第2弾としてコミュニティー フードホール 大阪・日本橋の開業や千葉県でサービス付き高齢者向け住宅を取得した。各商業施設では外出自粛の影響で入店客数と売上が減少した。

    金融業の営業利益は18.1%減の31億円。3-8月の19.2%減から改善した。商業施設の時短営業や入店客数減少の影響でクレジットカード取扱高や新規入会顧客が落ち込んだ。

    高島屋の株価は5円高の849円で推移している。

株式情報更新 (5月21日)


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