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iPS細胞関連企業一覧 2014/10/28

iPS細胞関連企業が動き出している。細胞を作製し販売するリプロセルが2013年6月26日に新規上場。世界初の臨床試験実施を申請した「加齢黄斑変性」の治療に使用する「網膜細胞シート」を手がけるヘリオスに大日本住友製薬や新日本科学が出資。大日本住友製薬は細胞シートの量産技術確立を計画。2018年にも医薬品としての承認を国に申請する方針。また、アステラス製薬は2013年内にiPS細胞を使った治療法の研究チームを設立。ニプロは京都大学と共同でiPS細胞の大量培養装置を開発している。

経済産業省は、再生医療製品の世界市場規模が2012年の1000億円から2050年には38.4兆円に、日本国内の再生医療市場規模が2012年の90億円から2050年には2.5兆円まで拡大すると試算しており、大きな成長が期待できる。

コード企業iPS関連事業
4978リプロセルヒトiPS細胞から心筋・神経・肝臓などの細胞を作製・販売
-ヘリオスiPS細胞をヒトに移植する臨床試験で使用する「網膜細胞シート」を作製
-メガカリオンiPS細胞で止血剤生産。15年臨床試験、18年販売を計画
4506大日本住友製薬ヘリオスに5%出資。iPS細胞での網膜治療連携への独占的協議権を取得
「加齢黄斑変性」の治療に使う細胞の量産技術確立へ
2395新日本科学ヘリオスに3億円出資。iPS細胞をヒトに移植する臨床試験で使用する「網膜細胞シート」を作製を支援
2191テラヘリオスに1億円出資樹状細胞ワクチン法を共同開発
4503アステラス製薬2013年度内にiPS細胞を使った治療法研究チーム設立
4502武田薬品アルツハイマー病患者の細胞からiPS細胞を作り、神経細胞に誘導する方法を確立
第一三共などと各社が実施するiPS細胞を用いた薬の安全性評価を共有
4568第一三共武田薬品などと各社が実施するiPS細胞を用いた薬の安全性評価を共有
-アビオスファーマ第一三共の100%子会社。iPS細胞から心筋細胞を効率よく作製する技術を開発
4922コーセー2019年をめどにiPS細胞で化粧品開発
6758ソニーiPS細胞から作った心筋細胞などの動きを分析技術を開発
2802味の素京都大学とiPS細胞を動物成分を使わずに増やす培養法を開発
8086ニプロiPS細胞の大量培養装置開発。15年実用化を計画
7731ニコンiPS細胞に育ちそうな細胞の候補を素早く選べる顕微鏡を開発
4091大陽日酸iPS細胞を全自動で凍結する装置を販売
7701島津製作所iPS細胞から作った治療用細胞を効率よく培養する装置
iPS細胞研究所とiPS細胞のバイオマーカー探索の為の共同研究
4203住友ベークライト京都大学と共同でiPS細胞の品質を簡単に評価できるキットを開発
6501日立製作所細胞シートの自動培養装置
4591リボミックアプタマーでiPS細胞や分化細胞の純化技術
2372アイロムHDセンダイウイルススベクターで治療薬研究用の細胞を作製

【リプロセル】

2014年から2015年に掛けて普及の基盤づくりを行い、2016年から細胞製品が大量に使用されることによる売上高の大幅な増加を見込む。グローバル化に関しては、自社拠点による販路拡大のみならず、米国・欧州の複数の会社の事業買収及び協業を行う予定。2014年5月には3次元細胞培養を手がける英国Reinnervateを4.3億円で、ヒト・DNA組織・血清サンプルなどを大手企業に提供する米BioServeを1.74億円で買収した。

【ヘリオス】

理化学研究所と共同でiPS細胞を使い、失われた目の黄斑を再生する治療用細胞シートを開発。理研が2014年夏にも実施する臨床研究の結果を受けて、大日本住友製薬との共同出資会社で知見を実施。その後に細胞の作製製造販売商品を厚生労働省に申請する計画。2018年の承認を目指す。

【メガカリオン】

iPS細胞を使い止血剤を生産。2013年にも生産技術を確立し、2015年に臨床試験を実施。2018年に日米での販売を目指している。

【大日本住友製薬】

2013年12月、網膜の黄斑を再生する医療に用いる「網膜細胞シート」を手がけるヘリオスと加齢黄斑変性など眼疾患を対象としたiPS細胞由来の網膜色素上皮細胞(RPE細胞)を用いた国内での共同開発契約を締結。大日本住友製薬が最大52億円の開発資金を提供し、国内の細胞医薬品を共同開発。ヘリオスが製造販売承認の取得・販売を行う。

また、ヘリオスが保有する眼疾患領域のiPS細胞由来のRPE細胞を大量培養する各種技術・ノウハウに関する実施許諾契約も締結している。

【新日本科学】

ヘリオスに3億円出資。ヘリオスが進める「加齢黄斑変性」の治療法としてiPS細胞から網膜細胞を作り、移植する技術の確立に向け、全面的に協力する。

【テラ】

ヘリオスに1億円出資。2013年12月にiPS細胞を利用してがん細胞を攻撃する免疫療法である樹状細胞ワクチン法を共同開発すると発表。患者の血液を採取せず、がん細胞を攻撃する細胞を作り出すことを目指す。

【アステラス製薬】

2013年内をめどにiPS細胞を使った治療法研究チームを設立。骨髄や脂肪などに微量に含まれる「体性幹細胞」も使う。ヒトの細胞を移植して体の機能を回復させる「細胞治療」に取り組む。患者ごとに神経や臓器など細胞組織を培養し、移植して治療できる体制を整える。

【武田薬品工業】

慶應大学と共同でアルツハイマー患者の細胞からiPS細胞を作り、神経細胞に誘導する方法を確立。また、第一三共などと各社が実施するiPS細胞を用いた薬の安全性評価を共有し、開発期間の短縮とコスト削減につなげる。

【第一三共】

武田薬品工業などと各社が実施するiPS細胞を用いた薬の安全性評価を共有。開発期間の短縮とコスト削減につなげる。

【アスビオファーマ】

第一三共の100%子会社。iPS細胞などから心筋細胞を効率良く生成する技術を慶應大学と共同開発。

【コーセー】

同一細胞提供者から異なる年齢で得られた皮膚細胞でiPS細胞を作製し、老化の指標とされる染色体の一部「テロメア」の長さが回復することを明らかにした。研究結果を次世代の化粧品開発に応用。2019年をめどに肌への負担が少ない新たな化粧品開発につなげる。

【ソニー】

iPS細胞から作った心筋細胞などの動きを分析する試作機を京都大学iPS細胞研究所などに提供開始。ビデオカメラの2倍以上のコマ数で撮影し、iPS細胞の動きを正確に把握。新薬に投与した後の動きなどを分析する。新薬候補の効果を測定するため、染色したり傷つけたりする既存の技術に比べ、iPS細胞への負荷が少なくなる。

【味の素】

京都大学iPS細胞研究所と共同で、マウスやウシ、ブタなど動物由来の成分を使わずに、アミノ酸やタンパク質からiPS細胞を増やす新培養法を開発。動物の管理をする培養工程を削減でき、BSEといった動物が持つ病原体にiPS細胞が汚染されるリスクが大幅に減る。

【ニプロ】

京都大学などと共同でiPS細胞の大量培養装置を開発。従来の細胞培養ではボトルの上の容器内で細胞を増やしており、小型化に限界があったが、装置内にiPS細胞を入れる袋状の容器を6個並べ、効率性を高めた。2015年の実用化を目指す。

【ニコン】

米ハーバード大学などとiPS細胞を効率良く作れる技術を開発。皮膚などから採取した細胞を培養する際に、容器全体をデジタル顕微鏡でiPS細胞に育ちそうな候補を素早く選べる。従来に比べ作製にかかる時間が3分の1で済み、製造コストを削減できる。

【太陽日酸】

2013年5月にiPS細胞を全自動で凍結する装置を発売。iPS細胞を凍結すると生存率が10%だったが、iPS細胞に添加する保護剤の工夫や液体窒素をスプレーする方法を採用し、生存率を80%以上に向上させた。ロボットによる凍結や保存装置への自動搬送、バーコードでのデータ管理システムなどを組み合わせ、全自動システムとした。

【島津製作所】

iPS細胞から作った治療用細胞を効率良く培養する装置を開発。また、2011年2月3日に京都大学iPS細胞研究所と共同研究契約を締結。iPS細胞研究所が培養したiPS細胞に対して、生物が持つタンパク質のセットを分析することで細胞の形成と発現パターンを比較。生体内の生物学的変化を定量的に把握するための指標であるバイオマーカーの探索を行う。

(アセットアライブ投資レポート)

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