注目銘柄

    75日移動平均線を活用した投資法研究②
    75日移動平均線を活用した投資法を研究。「75日線が上向いていること」「買いタイミングは株価が上昇し、75日線を超える時」「売りタイミングは株価が75日線に近づいた時」の3つを要件に、よりよい売買方法を見出そう。


    5月に入って開始をし、13銘柄で分析。株価上昇銘柄数は10銘柄で、76.9%だった。

    75日線を超えた後、株価が上昇したのは3銘柄で、23%だった。

    75日線を超えた後、株価が75日線以下に下がり、再び75日線以上になったのは7銘柄で、53.8%だった。

    75日線を超えた後、株価が75日線以下に下がり、戻ってこなかったのは3銘柄で、23%だった。


    5月の1か月の分析では、75日線を超えた後、株価が75日線以下に下がり、再び75日線以上になった銘柄が最も多かった。75日移動平均線が上向いていれば、その線に沿って推移する可能性が高いといえるのかもしれない。まだ、期間が短いため、6月も継続してみていきたい。


    ●5802住友電気工業
    5月13日に、75日移動平均線に触れたため、1598円でリサーチを開始した。リサーチ開始後、2日目に株価は75日線を下回るも、3日目に再び上振れ。4日目には再び下振れし、9日目に再び上振れ。その後は株価上昇が継続し、5月28日時点の株価は1701円となり、+6.45%となっている。


    【株価推移】

    ・開始(5月13日)

    1日   2日   3日   4日   5日
    1638  1599  1637  1627  1630
    +2.5  +0.06  +2.24  +1.81  +2
        *下振れ *上振れ *下振れ


    6日   7日   8日   9日   10日   11日
    1620   1625   1642   1650   1666   1701
    +1.38  +1.69  +2.75  +3.25  +4.26  +6.45
                  *上振れ


    【住友電気工業】

    5月13日発表の2021年3月期決算で、経常利益は12.6%減の1140億円となった。2022年3月期は64.8%増の1880億円を計画する。自動車関連で電動車向けの高電圧ハーネスなどの加速や、情報通信事業では5G立ち上がりなどに対応し、海底ケーブル用の光ファイバーなどへ取り組み、環境エネルギー関連では電気ケーブルの海外の新規大型プロジェクトなど再生可能エネルギー案件の確実な捕捉などに取り組むとしている。

株式情報更新 (4月24日)


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