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    半導体やEV需要に対応 台湾・韓国で増産投資
    (4183)三井化学

    韓国で、MDI(ジフェニルメタンジイソシアネート)生産設備を増強する。MDIは自動車部品や自動車シート、地球温暖化抑制のため断熱性能を高めるため住宅や冷蔵庫の断熱材フォームなどに使用されている。EVでもノイズや振動の制御需要が増えると見られ、世界市場は年率6%で増加する見込み。投資額は400億円で年産20万トン増強し、年産41万トンから61万トンとなる。投資額の半分は、生産工程で発生する副生物を原材料として再利用するリサイクル設備導入に充当する。

    また、台湾で100億円を投じて半導体製造工程用テープ「イクロステープ」の生産能力を倍増させる。シリコンウエハーの裏面研削工程用で世界トップシェアの4割を持つが、5Gの本格化に伴い基地局や携帯端末向け半導体需要が増加することに対応する。年間生産能力は従来の380万平米から760万平米となる。

株式情報更新 (4月19日)


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