日本精機は
アルプスアルパインに第三者割当で発行済み株式総数の4.93%にあたる300万株を割り当てる。
アルプスアルパインは発行済み株式総数の1.19%にあたる260万株の自社株処分を行い、日本精機が取得する。日本精機はホンダ向けのヘッドアップディスプレーなどを製造しているが、
自動運転や電動化で自動車業界が変革期を迎えており、不足する技術領域を
アルプスアルパインに補完してもらう。既存技術を応用し、CASEに対応した次世代統合
コックピット製品を軸として業務提携する。日本精機は中間期に最終赤字に転落しており、提携で活路を見いだす。