フライトホールディングスの2021年3月期第2四半期(4-9月)の経常利益は▲3.04億円となった。前期の▲1.62億円から赤字が拡大した。

大型基幹システム開発案件で、新型コロナウイルスによる在宅勤務の影響で開発スケジュールが遅れており、損失見込み額として1.42億円を計上したことが影響する。なお、この開発案件は3年に渡る大型案件で、稼働開始後の保守などトータルでは十分な利益が出るとしている。

主なセグメント別では、コンサルティング&ソリューション事業の営業利益は▲1.32億円。前期の▲0.66億円から赤字が拡大した。大型基幹システム案件で損失見込み額1.42億円を計上したことが影響した。

電子決済ソリューション「Incredist」のサービス事業の営業利益は▲0.25億円。前期は0.71億円で赤字に転落した。無人精算機向けの決済ソリューションやマイナンバーカード関連の新サービス開発投資を行った。

フライトホールディングスの株価は15円安の741円で推移している。