注目銘柄

    ☆急上昇株テーマ 「水素ステーション
    株テーマのランキング20位以下から急上昇した株テーマをピックアップした。

    政府は、水素ステーションを2020年度までに160ヵ所、2025年までに320ヵ所、2030年までに900ヵ所の整備を目標とし、2020年代後半までに水素ステーション事業の自立化を目指している。


    水素ステーション関連銘柄】

    ●中国工業
    2013年8月にNEDOと水素ステーション用複合容器蓄圧器の共同研究契約を締結し、水素ステーションの建設費に占めるコストの比率が高い蓄圧器の低価格化を目指している。2017年9月の成果報告では、回転成型による安価なプラスチックライナー本体の一体成型や炭素繊維強化プラスチックの高効率FW成型技術などを確立。口金構造部の水加圧サイクル試験では、27万サイクルで水漏れを確認したとしている。

    中国工業の2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は▲0.24億円(前期は▲0.67億円)で推移している。


    ●6391加地テック
    水素ステーション用圧縮機を展開。2019年11月にエネルギー・産業ガス関連各社が整備する2019年度の水素ステーション向けに9件の水素圧縮機を受注したと発表した。

    2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は大口の海外プラント向け案件が減少するも、コスト低減などによる採算改善で0.1億円となった(前期は▲0.67億円)。通期は12.8%減の3.3億円を計画する。


    ●6498キッツ
    水素ステーション用超高圧ボールバルブを展開し、日本で運用されている商用水素ステーションのほとんどで採用されている。また、水素ステーションに必要な主要機器を集約したパッケージユニットを開発し、パッケージユニット型水素ステーション事業に参入。2020年4月から販売・施工を開始する。2020年12月期第1四半期(4-6月)の経常利益は12.6%増の13億円となった。


    ●8088岩谷産業
    水素ステーションの整備を積極的に進めている。2019年度には運営する水素ステーションが28ヵ所となり、2020年度は5月までに新たに9ヵ所の開所を予定する。4月には液化水素製造能力を1.5倍に増強している。

    2021年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益は35.5%減の41億円、通期は14.5%減の276億円を計画する。


    水素ステーション」のチャート一覧はこちらから。

株式情報更新 (4月25日)


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