ネクストジェンは、ローカル５Ｇへの注力のため、協和エクシオと資本業務提携する。両社は2017年2月に資本業務提携しているが、ネクストジェンが新たに42万2000株を発行し、協和エクシオが25.6％を所有する筆頭株主となる。発行価格は1653円で、調達資金は8億2650万円。主にローカル5Ｇ関連のビジネス加速費用へ充当する。

ネクストジェンは7月から住友商事とローカル５Ｇの実証実験に参加しているが、免許取得に際して協和エクシオの電気通信インフラ関連の免許が活用でき、基地局やアンテナ設置といった強味があるため、協業メリットがある。ネクストジェンは通信事業者向けの開発案件も高水準で、６月には5億5000万円の大型受注も獲得していた。