2017年10月に塩野義製薬と資本業務提携しており、半年ごとの成果達成状況に応じたマイルストンを設定していた。ヒト用感染症予防ワクチンをはじめとする創薬に関する基盤技術整備が提携の第1段階で、今回当初の目的を達成し、4回目のマイルストン発生が確定した。今後は、バイオ医薬品の原薬となるタンパクを製造する開発段階へ移行することになる。遺伝子組換え技術を活用したワールドワイドに展開可能な技術プラットフォームの構築が期待される。今回のマイルストンは19年12月期の売上予想に織り込み済みだが、塩野義製薬との新規感染症ワクチン開発への期待が高まる。