トヨタとデンソー、ＳＶＦ（ソフトバンク・ビジョン・ファンド）は、自動運転ライドシェア車両の開発と実用化を加速するため、ウーバーの自動運転開発部門の「ウーバーＡＴＧ」へ、10億ドル出資すると正式発表した。トヨタとデンソーが6億6700万ドル、ＳＶＦは3億3000万ドルを出資する。トヨタは2018年8月にウーバーへ5億ドル出資し、ミニバン「シエナ」をベースとした車両で、自動運転ライドシェア車両を開発し、2021年にウーバーのライドシェアネットワークへ導入する。

追加出資で、本格的な自動運転ライドシェアサービス車両の量産化とサービス実用化に目処をつけ、3年間で3億ドルの開発費も負担する。「ウーバーＡＴＧ」は研究者中心に1000人を超える人材を抱えている。