注目銘柄

    注目銘柄 2018/7/2 15:21
    (4507) 塩野義製薬 抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」の新展開
    塩野義製薬は、2018年6月26日、抗インフルエンザ薬「バロキサビル マルボキシル」が米FDAに新薬承認申請を行い受理されたと発表した。「バロキサビル マルボキシル」は、2018年2月に日本国内で製造販売承認を取得し、製品名「ゾフルーザ」で販売されている。米FDAにより疾病の治療、予防、診断に著しい改善が見込まれる薬剤が対象となる優先審査の対象品目に指定されており、FDAの審査終了目標日は2018年12月14日としている。

    また、2018年7月2日、台湾で12歳以上の合併症のないインフルエンザウイルス感染症を適応症に新薬承認申請を実施した。


    【バロキサビル マルボキシル(ゾフルーザ)】

    バロキサビル マルボキシルは、既存の薬剤とは異なる新しい作用機序であるキャップ依存性エンドヌクレアーゼ阻害作用でインフルエンザウイルスの増殖を抑制する。治療は1回のみの錠剤服用で完結する。利便性が高く、良好なアビヒアランスが期待できるとしている。


    【販売体制】

    日本と台湾における販売は塩野義製薬、それ以外の国ではロシュが行う。


    インフルエンザ

    世界的には、インフルエンザの流行で年300~500万人が重症化。65万人が亡くなると報告されている。

    一般に、2歳未満の子供、65歳以上の高齢者、妊婦、心疾患、肺疾患、代謝性疾患、免疫機能不全などの基礎疾患を持つ人は重症化や合併症を起こしやすいハイリスク患者に含まれるという。

株式情報更新 (4月19日)


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