東芝は、2020年2月20日、エッジデバイス上で音声キーワード検出と話者認識を同時に行う
AI技術を開発したと発表した。家電などに搭載すれば、ネットワークに接続していなくても、話者の登録、音声による操作、話者に合わせて機器の動きを変更できる。例えば、「
エアコンつけて」と発話すると、その音声から話者を認識し、その人に合った温度で
エアコンを起動するなどができるという。
音声認識技術の市場規模は2024年に世界で約2兆3000億円になると予測されている。東芝は、この
AI技術を実際の組み込みシステムに搭載し、家電などで実用性の検証を進める。
東芝の株価は40円安の3300円で推移している。