注目銘柄

    ☆AI関連株 上昇トレンドを続けている3銘柄
    株テーマ「AI(人工知能)」でピックアップしている関連銘柄は10月に入り上昇トレンド銘柄数が減少傾向にある中、FRONTEO、サイオス、テクノスデータサイエンスが上昇トレンドを継続している。

    FRONTEOは7週連続、サイオスは6週連続、テクノスデータサイエンスは4週連続で上昇トレンドとなっている。特にサイオスは9月10日から株価が上昇し、9月9日の411円から10月21日は653円と58%上昇している。

    AI関連銘柄で上昇トレンドが続く3銘柄のAIの注目しておきたいポイントをまとめた。


    ■FRONTEO
    2020年3月期は経常利益34%減の1.16億円の計画に対し、第1四半期(4-6月)は▲4.79億円となっている。主力のAIリーガルテックは減益となるも、人工知能KIBITなどのAI製品を提供するAIソリューション事業では通期黒字幅を拡大する計画。

    AIソリューション事業の4-6月期の営業利益は▲0.87億円となるも、案件の大型化やAI製品の導入社数の積み上げから売上高は88.2%増の2.8億円となっている。また、10月には製品導入社数が200社を突破し、1年間で2倍に伸長。創薬研究支援AIシステムやエーザイと入院患者の転倒・転落リスクを事前予測し、アラート表示する予測システム「Coroban」を医療機関向けに提供を開始していることから、今後のさらなる導入社数の伸長が見込まれる。


    ■サイオス
    2019年12月期は経常利益32.4%減の2.1億円の計画に対し、第2四半期(1-6月)は46.5%減の0.7億円と進捗率は33%となっている。

    AI関連では、企業の秘密情報漏洩を抑止する「AI秘密印検知サービス」の提供を9月30日から開始した。社内にある文書から極秘、社外秘、マル秘などの秘密印をAIで解析し、秘密印文書として検知、通知を行う。大塚商会を通じて販売し、当面は無償提供で2020年12月末までに1000社での導入を目指すとしている。


    ■テクノスデータサイエンス
    2020年3月期経常利益は66.9%減の0.7億円の計画に対し、第1四半期(4-6月)は▲0.2億円となっている。

    成長戦略であるサブスクリプションサービス拡充に向けて自社AI製品・モジュール「scorobo」の開発に注力。社会インフラ領域向け劣化検知ソリューションや人事領域向けソリューションなどの提供を開始している。また、ChatBotや音声アシスタント等の対話サービスに自動応答機能を提供する対話型AI製品「Cognigy」の導入に向け、積極的な営業展開をしている。

株式情報更新 (4月19日)


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