政府は、2019年10月18日、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業者の適格性を判断する「カジノ委員会」を2020年1月7日に設置することを決定した。

カジノ委員会とは、カジノの運営を申請した事業の審査や免許を与えられた事業者の事業運営の監視にあたる機関。観光庁は年内にも認定を求める自治体からの申請を受けつける時期を決めるとしており、カジノ運営を申請する事業者の審査が動き出すことから、参入を目指す自治体・企業の動きやニュースが多くなりそうだ。カジノ・IR関連銘柄に注目をしておきたい。

カジノ・IR関連銘柄をみると、IR事業を新たな柱ととらえ韓国のIR運営などでノウハウを蓄積しているセガサミーホールディングスやカジノ市場向けモバイル電子マネーサービスなどを推進するテックファーム、フィリピンでIR施設を運営するユニバーサルエンターテインメント、メダル計数機を展開するオーイズミが銘柄診断のトレンド分析で「上昇トレンド」となっている。

セガサミーホールディングスは8月26日の1369円から10月18日に1549円となり13％上昇、テックファームは9月11日の1173円から10月18日に1348円と15％上昇、オーイズミは9月2日の376円から10月18日には561円と49％の大幅上昇となっている。8月末～9月初めころから上昇が始まっている。


カジノ・IR関連株
2743ピクセルカンパニーズ
3625テックファーム
4650SDエンターテイメント
6418日本金銭機械
6425ユニバーサルエンターテインメント
6428オーイズミ
6460セガサミーHD
8591オリックス
9006京浜急行電鉄
9766コナミHD