モルフォの2019年10月期中間期の経常利益は74.3％増の2.86億円だった。進捗率は57.2％となっている。

製品開発では、記者会見映像で上下の明暗差が起こるフラッシュバンド現象で発生する激しい輝度変化を補正・低減するソフトウェア「Morpho Deflash」を2月に製品化。放送・映像制作の現場での活用が期待されるとしている。3月にはカメラで撮影した画像から人物の領域をAI(人工知能)で推定し、背景をぼかすことができるソフトウェア「Morpho Portrait Bokeh」を発売。日本国内をはじめ中国、米国、欧州などのスマートフォンメーカーで採用が進んでいるとしている。

モルフォの株価は18円高の2082円で推移している。