株テーマ:原子炉浄化系水処理プラント(トリチウム)の関連銘柄

オルガノは、国内発電所向け水処理プラントのマーケットシェアは約70%。 特に原子炉浄化系水処理プラントのシェアは90%に迫る高シェアを有する。

イメージ ワンが創イノベーションと共同で実証実験に取り組んでいる「ALPS処理水に含まれるトリチウムの分離技術」の第2次試験結果を発表した。1次試験では、福島第一原発ALPS処理水相当の濃度(1リットル当り約50万ベクレル)の模擬トリチウム水からトリチウムを分離し、処理前の1/100以下に減容可能であることを証明し、処理水の海洋放出の基準を下回っていた。2次試験は生成したトリチウムガスハイドレートを維持したまま、新たな模擬トリチウム水を接触させトリチウムガスハイドレートを積層させるようにして分離及び蓄積を繰り返す試験で、濃縮・減容化を確認した。

21年6月末までに実証実験報告書を作成し、福島第一原発の汚染水処理への採用を目指す。政府は、13日にも海洋放出を閣議決定する方針とされている。実際の放出は2年後の予定で、トリチウムの濃度を国の基準の40分の1まで薄め、WHO示す飲料水の基準のおよそ7分の1まで濃度を下げる。トリチウム放出の風評被害を防ぐためには、二重三重の対策が必要で、トリチウムの分離が出来れば朗報。

政府は、2023年1月13日に東京電力福島第1原子力発電所の処理水を海に放出し始める時期について、2023年の春から夏ごろとの見通しを示した。


原発処理水からトリチウム水を取り除く技術については、2018年6月に日本軽金属 HD傘下の東洋アルミニウムと近畿大学原子力研究所や、近大発のベンチャー企業であるア・アトムテクノル近大が共同開発したことがある。ナガオカは、福島第一原発で行われている汚染水処理フローのうち、「処理水の淡水化」部分の蒸発濃縮装置の代替として減圧脱水乾燥装置を提案したことがある。

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